感染管理室は、院内における感染症の予防と制御を専門的に担う部署です。当院感染管理室は2016年4月より医療安全推進室より独立し、当院および、地域の感染対策の質向上を目指し、活動をしています。
医療の現場では、日々さまざまな感染リスクと隣り合わせで診療が行われています。当院では、すべての患者さんが安心して医療を受けられるよう、感染対策を重要な医療安全の柱と位置づけ、感染管理室を中心に全職員で取り組んでいます。感染対策は、特別な人だけの仕事ではなく、全ての医療従事者の責務です。感染管理室はその中で、専門的な視点から現場を支え、職員一人ひとりが「患者と自分を守る」意識を持ち続けられるよう、日々のサポートや教育を行っています。
さらに、地域の病院、診療所、介護施設とも連携し、日々の感染対策の相談対応や訪問指導を行うことにより、当院退院後も患者さんと、そのご家族が安心して医療・介護が受けられるように、地域全体の感染対策の質向上にも努めています。
当院は、日本赤十字社の理念である「人道」に基づき、地域に根ざした医療を提供する中核病院として、患者さんの安全・安心を最優先に取り組んでまいりました。当院は、三重県南勢地域における唯一の感染症指定医療機関(第一種・第二種)であり、結核病床を有する全国でも数少ない医療機関の一つです。こうした背景のもと、感染管理室は院内外を問わず、感染対策の基盤づくりに日々取り組んでおります。
近年、COVID-19をはじめとする感染症の流行や、薬剤耐性菌(AMR)の拡大など、私たちを取り巻く感染リスクはより複雑化しています。こうした状況の中で、科学的根拠に基づく対策を講じ、職員一人ひとりが感染防止の意識を高く保つことが、質の高い医療の提供につながると確信しております。
感染対策は、「患者さん・ご家族・医療従事者」すべてを守るための礎であり、それを継続的かつ柔軟に実践していくためには、多職種の協働と現場との双方向の信頼関係が何よりも重要です。当院では、感染症対策委員会を通じ、現場の意見を拾い上げながら、持続可能な仕組みとしての感染対策を構築しております。
また、地域の急性期医療・災害時医療の要として、感染症に関する教育・相談対応も積極的に行っております。COVID-19のパンデミックを契機に、感染対策の在り方そのものが社会的にも大きく注目されるようになりましたが、私たちは一過性の対応ではなく、長期的視点に立った「組織文化としての感染対策」の醸成を目指しております。
今後も、伊勢志摩地域における感染対策のハブとしての役割を果たすとともに、すべての患者さんに「この病院なら安心してかかれる」と思っていただけるよう、感染管理室一同、真摯に取り組んでまいります。
感染管理室室長 豊嶋 弘一
| 感染症対策委員会 | 毎月第4月曜日 |
|---|---|
| AST会議 | 毎月第4火曜日 |
| ICT会議 | 毎月第2木曜日 |
| ICTリンクナース会議 | 毎月第3火曜日 |
感染管理室は、専門性を持った多職種からなるメンバーで構成され、チーム医療の力を最大限に活かして活動しています。
| 感染管理室室長 日本感染症学会専門医・指導医・ICD 日本化学療法学会抗菌化学療法認定医・指導医 日本臨床微生物学会認定医 | 豊嶋 弘一 |
|---|---|
| 感染管理室専従看護師・感染管理者 感染管理認定看護師、特定看護師 | 村田 舞 |
| 感染管理認定看護師 | 川口 仁美 |
| 感染管理認定看護師、特定看護師 | 宮浜 朋子 |
| 抗菌化学療法認定薬剤師、感染制御認定薬剤師 | 山口 高雅 |
| 抗菌化学療法認定薬剤師、感染制御認定薬剤師 、感染制御専門薬剤師 | 淵田 悠一郎 |
| 感染制御認定臨床微生物検査技師、認定臨床微生物検査技師 | 石黒 千晶 |
| 感染制御認定臨床微生物検査技師、認定臨床微生物検査技師 | 中村 加奈子 |
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