医療DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、日本の医療・保健・介護分野において、デジタル技術を活用して情報やデータの管理・共有・活用を最適化し、医療サービスの質向上や業務効率化を目指す取り組みです。
当院では、地域連携の一環として地元IT企業の協力のもと、電子カルテ情報共有サービスや電子処方箋システムの導入をはじめとした医療DXの推進を図り、さらに生成AIをはじめとした最新技術を取り入れ、病院のデジタル環境を充実させていくために、医療DX推進本部を設置しています。
令和8年3月
院内ポータルの掲示板機能にて日常業務の中で煩わしく感じている作業などを募集し、その中から実現可能性や緊急性を考慮し、優先順位をつけて順番に対応しています。
下記、現在の推進本部の活動実績です。
紹介状や各種サマリー、診断書等の文書の自動作成や音声の文字起こし等も可能な生成AIを導入しました。画像認識も可能で、日常業務の至るところで利活用が期待されます。
手術説明動画、入院前説明動画(予定+緊急)など今まで対面で同じ内容の説明を繰り返してきましたが、それらを動画化することでスタッフの業務負担軽減だけでなく、説明粒度のばらつきをなくすことに繋げています。
電子問診システムを利用することで、患者情報の収集が標準化され、看護師やスタッフの業務負担が軽減されます。記録の正確性が向上し、医療の質と患者満足度の向上にもつながることから、電子カルテの更新とともに導入しました。
推進本部は医療情報管理課員、FileMakerでのシステム構築を得意とする職員や元エンジニアなどIT分野に詳しい職員で構成されており、システム導入なくとも独自でプロコード・ローコードのRPAを実現することができます。ただ、推進本部のメンバーはそれぞれ本業があるため全て対応できるわけではなく、ゆくゆくはRPAシステムを導入し、現場単位でノーコードな自動化が出来るような仕組み作りを目標にしています。
医療DX推進本部では、これまでの取り組みを礎に、今後さらに病院のデジタル化を加速させていきます。医療DXは一部の部署だけでなく、病院全体で取り組むべき課題です。今後は職員向けの研修や情報共有を通じて、デジタル技術への理解と活用意識を高め、院内ITリテラシーを醸成し、院内全体でDXを推進する文化を育てていきます。
当院では、患者さんにとって「より利便性と質の高い医療」を提供するため、医療DXの積極的な推進に取り組んでいます。
これらの活動は医療者の負担を軽減させることも目的ですが、医療者の負担軽減により、医師や看護師が患者さんと向き合う時間を増やすことにも繋がり、より質の高い医療の提供に繋がります。
一部の手術や入院などに関する説明を動画でご覧いただけるようになっています。これらはご自宅でも視聴できるため、来院前に安心してご準備いただくことも可能です。
スマートフォンやタブレットから事前に問診を行うことで、来院時の待ち時間を短縮し、よりスムーズな診療を実現しています。
医師が作成する診断書や紹介状などの文書をAIが支援することで、より正確で迅速な対応が可能になっています。
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