災害医療部は他診療科と異なり、平時(非災害時)には特別な診療を行っていません。近年多発する大地震・大津波や水害等により、医療資源の不足により支援を求める地域に赴いて必要な応急処置等を実施することが主な活動となります。日本赤十字社の本来業務である国内災害救護の実践にあたります。支援活動の実際としては、災害医療部だけでなく赤十字救護班やDMAT等としてチームを編成して出動します。
一方、平時には災害・防災委員会のメンバーとともに支援に必要な資器材の整備、訓練計画の立案、訓練の実施など、災害発生に備えた活動を主に行っています。
災害時に重要な役割を果たす通信機器として、防災無線、衛星電話、業務用無線(日赤無線、医療無線)、デジタル簡易無線登録局、アマチュア無線(社団局)、その他の無線機を保有し、いつでも活用できるよう訓練をしています。
災害時に起こりやすい致命的な外傷である緊張性気胸、骨盤骨折、圧挫傷や広範囲熱傷、および避難生活による持病の悪化、脳卒中や心筋梗塞、深部静脈血栓症に引き続く肺塞栓症など、平時においても特に緊急度の高い疾病が対象となります。近年ではそれらに加え、新型コロナウイルス感染症などのパンデミックへの対応も求められています。
| 令和2年~ | 神奈川県ダイヤモンド・プリンセス号に係る医療支援活動、愛知県庁におけるDMAT支援活動、県内臨時医療施設における感染者への対応(いずれも新型コロナウイルス対応) |
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| 令和6年1月 | 能登半島地震対応(避難所等) |
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