血液培養は、本来無菌であるはずの血液中に細菌が存在するかどうかを調べる検査であり、重大な感染症の診断に直結します。世界的には特殊な例を除き、血液培養は2セット(異なる採血部位から2回採取)で実施することが必須とされています。
これは、我々の皮膚が常在菌で覆われており、採血の際にこれらが混入することで、誤った診断につながる可能性があるためです。実際、1セットのみの採取では、検出された菌が真の病原菌かどうかを正確に判断することは困難です。一方で、2セットから同一の菌が検出された場合、病原性がある可能性が高いと判断されます。
当院では、質の高い医療を提供するため、成人・小児を問わず、血液培養は2セット採取を原則としています。成人・小児ともに2セット率は年々向上しており、100%達成を目標に取り組んでいます。
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