血液培養2セット率の項でも触れたように、血液培養を採取する際には、皮膚常在菌が混入することで誤った診断につながる可能性があります。このような混入による陽性結果の割合を「血液培養コンタミネーション(汚染)率」と呼びます。
血液培養では、検査の精度管理も極めて重要であり、その指標の一つとして、当院では毎月コンタミネーション率を確認しています。目標値は世界水準である2~3%に設定しており、3.5%を超えた場合や、採血手技に問題があると考えられるコンタミネーション起因菌が検出された月には、採取方法等に問題がなかったかを確認しています。
また、職員への啓発活動として、血液培養の採取手順を解説する動画の作成や、消毒薬をクロルヘキシジンアルコールに変更するなどの対策も講じています。
このように、血液培養2セット率の向上とコンタミネーション率の低下を図ることで、重大な感染症の早期診断・早期治療につなげています。
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