専門疾患に対しての治療を心がけています。
肝臓癌とくに肝細胞癌に対しては、肝動脈化学塞栓術およびラジオ波焼灼術により根治治療を目指すとともに、根治術の適応外となる症例には、近年使用可能となりました分子標的薬や免疫チェックポイント阻害剤による外来がん薬物療法を行っております。
C型慢性肝炎に対しては、平成25年の登場以降は経口薬のみによる治療(インターフェロンフリー治療)を開始し、非常に良好な治療成績が得られています。B型慢性肝炎に対しては、この20年ほどで変革する治療指針に対応しつつ、適応の症例に対して核酸アナログ製剤での治療を行っています。
肝細胞癌の原因疾患としてウイルス性肝炎は約半数と言われ減少傾向であることに対し、脂肪肝とくに非アルコール性脂肪性肝炎と呼ばれる病態からの発癌が目立ってきており、当科では肝硬変への進行(線維化)が測定可能な超音波機器を導入してスクリーニングを行っています。
当科減員に伴い、急性肝不全の症例、肝硬変症の合併症治療の一部については三重大学病院に依頼しております。また、治療方針の決定した慢性肝障害の患者さんは全例逆紹介をおすすめしています。外来への紹介、逆紹介などでご迷惑をおかけすることがあるかと存じますが、その節は何卒よろしくお願い致します。
| 手術・手技名 | 件数 |
|---|---|
| 経皮的ラジオ波焼灼療法 | 29例 うち転移症例7例 |
| 肝動脈塞栓術 | 14例 |
| 肝生検 | 17例 |
現在、非常勤医師で診療を行っております。
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