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B型・C型慢性肝疾患に対する抗ウイルス療法

B型慢性肝疾患

核酸アナログ登場から25年以上が経過し、以降数回の大きな治療指針の変更がありました。当科では最新の治療指針に基づいて、治療適応となる症例への核酸アナログ開始を行っております。10~20年以上前の過去に治療不要、経過観察のみと説明された症例についても、現在の指針では治療適応とされる症例もありますので、一度当科へのご紹介を検討してもらって下さい。
特にALT31U/L以上の症例では要注意です。

C型慢性肝疾患

2011年以降直接作用型抗ウイルス薬(DAA)が登場し、2014年から開始されたインターフェロンフリー治療(DAAのみの治療)によって、それまではインターフェロンの副作用によって治療困難であった高齢の患者さんも治療可能となり、現在使用される薬物ではほぼ100%の確率でのウイルス排除が期待できます。治療費には肝炎助成金制度が使用され、1ヶ月1万円(所得収入によっては2万円)で治療を受けることが可能です。治療期間は肝硬変の症例で3ヶ月、肝硬変に至っていない患者さんで2~3ヶ月間となります。C型肝炎ウイルスが陽性の患者さんは一部使用不可の症例を除いて全て治療適応となります。早期に当科への紹介を検討してもらって下さい。