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MRI

MRI検査について

MRIとはMagnetic Resonance Imaging(磁気共鳴画像)の略で,強力な磁気とラジオ放送で使用される電波を利用して,体の臓器や血管を撮影する検査です。

手根骨
頚動脈プラーク
頚動脈プラーク

MRIを受けるにあたっての注意事項

  • 次のような金属部品を装着されている方は検査を受けることができません。
    1. 心臓ペースメーカー(検査対応可能なペースメーカーもあります)
    2. 人工内耳・人工中耳の方
    3. MRI非対応の脳動脈クリップ
    4. 目など決定臓器に位置する弾丸・金属片
    5. カラーコンタクトレンズ・ファッションコンタクトレンズ
    6. ニトロダーム
  • *ただし、安全に検査が行えても、十分な結果が得られないことがあります。
義歯による画像の乱れ
MRI検査室内に持ち込めないもの
金属類 メガネ、ヘアピン、アクセサリー(ネックレス、ピアス、イアリング指輪、ブレスレットなど)、ライター、鍵、ボールペン、使い捨てカイロ(鉄粉) 取り外し可能な入れ歯、金属の留め金のついたかつら
金属が着いた衣類など 金属がついているブラジャーやスリップ、金属製のボタンのついた衣類、金具がついたスカート・ズボンベルト
金属の顔料使用 化粧品の一部(マスカラ、アイライン、アイブロウ、アイシャドウなど)
磁気を帯びているもの キャッシュカード、テレフォンカード、クレジットカード、プリペイドカード、銀行預金通帳、鉄道の乗車券、定期券、エレキバン
電子機器 時計、計算機、補聴器、ポケベル、携帯電話

検査中の注意事項

  • 検査時間は検査室に入ってから出るまで概ね20分~40分です。 (検査部位・条件により異なります)
  • 検査中は寝ているだけです。 (出来るだけ体を動かさないでください)
  • 検査中に気分不快などの異常を感じた場合には、ためらわずに連絡ブザーを押してお知らせください。 (検査中には検査室のスタッフとマイクを通して会話ができます)
  • 検査中は工事現場のような様々な機械音がします。ヘッドホンや耳栓を使用していただきます。 また、途中で音が変わっても故障ではありませんのでご安心ください。
造影剤を用いた乳房検査
造影剤を用いた乳房検査
造影剤を使用しない尿路検査
造影剤を使用しない腹部血管検査

機器のご紹介

  • GEヘルスケア・ジャパン社製Signa HERO 3T(高磁場装置)
GEヘルスケア・ジャパン社製Signa HERO 3T
  • GEヘルスケア・ジャパン社製Signa Artist EVO 1.5T
GEヘルスケア・ジャパン社製Signa Artist EVO 1.5T

術中MRI

術中MRIシステム

本システムは全国赤十字病院で初めて導入された高度医療装置です。

神経膠腫(glioma)の治療では摘出術でなるべく多く摘出した方が、再発率が低く生命予後も良いことが知られています。 しかし、神経膠腫は正常な脳との境界がわかりにくい悪性脳腫瘍で、無理に摘出しようとすれば、後遺症のおそれがあります。逆に腫瘍を残しすぎれば、生存率が低下してしまいます。 術中MRIシステムは、ナビゲーションシステムと併用し、手術中にMRIを撮像することで、リアルタイムに正確な位置情報や機能情報を得ることができます。これにより以下の利点があります。

術前MRI
術中MRI
  • 腫瘍摘出の程度を正確に判断できる
  • 運動機能・言語機能等、重要な機能を温存可能
  • 予期せぬ合併症をいち早く検出する

当院のシステム

手術室とMRI検査室が、ドアで仕切られた分離型システムを採用しています。 これにより、手術中MRI検査の無い時は、通常のMRI検査室として使用できます。普段は主に、入院患者さんや緊急検査に使用しています。 また、両室を明確に分離したことにより、手術器材は従来と同様にMRI非対応の物が使用できます。 MRI装置は、1.5テスラの高磁場装置で、高精度の画像が提供できる反面、磁場の安全管理が重要になります。 関連スタッフ全てにMRIの安全講習を受けていただく、手術機材をリスト化しMR検査室移動前に複数名で2回チェックするなどの安全対策を行っています。