突然片耳が聞こえなくなる原因不明の病気です。時にめまいを生じることがあります。早急にステロイド全身投与治療を行い、MRI検査で他の病気との鑑別を行っています。症例によっては鼓膜からステロイドを直接注入する局注療法を行うことがあります。
突然顔半分の筋肉が麻痺して動かなくなる病気で、早急にステロイド、抗ウイルス薬の投与を行います。発症から1週間の時点で顔面神経伝導速度検査を行い、高度の障害があれば全身麻酔下での顔面神経減荷術を行うことがあります。
ぐるぐるまわる感じ(回転性めまい)やふわふわする感じ(非回転性めまい)で自覚しますが、原因は様々あります。難聴や耳鳴も一緒に起こる場合は突発性難聴やメニエール病の可能性があり、頭を傾けたときにおこる良性発作性頭位めまい症等の可能性があります。聴力検査や平衡機能検査で詳しく調べますが、時に脳卒中などが原因であることがあり、MRIで脳内の精査も行います。
鼓膜の奥の中耳という空間に水がたまることがあり、内服治療で改善しない場合は鼓膜を切開して中の水を抜きます。頻回に中耳炎を来す場合には鼓膜チューブを留置します。小児では全身麻酔下でおこない、アデノイド切除も行うことがあります。
慢性中耳炎は鼓膜が穿孔し耳漏を繰り返し、難聴を来たし、さらに真珠腫性中耳炎では進行して顔面神経麻痺や髄膜炎を来すことがあります。全身麻酔下での手術療法(鼓室形成術)を行い、病変の除去、聴力の改善を図ります。また、一部の鼓膜穿孔症例では鼓膜再生を促す成分をしみこませたスポンジを使用する鼓膜再生治療を日帰り手術で行うこともあります。
COPYRIGHT © JAPANESE RED CROSS ISE HOSPITAL ALL RIGHTS RESERVED