私たちの体を支える「背骨」は、医学的には「脊椎(せきつい)」と呼ばれ、頭から骨盤までをつないでいる大切な骨の柱です。
脊椎は、体を支える柱の役割を果たすとともに、その中を通る脊髄という神経の束を保護しています。
一方、脊髄は、脳からの命令を手足や内臓に伝えたり、体の感覚を脳に届けたりする「神経の通り道」として、体の動きや感覚をつかさどっています。
このように、脊椎と脊髄は、それぞれにとても大切な働きをしており、私たちの健康や日常生活を支えています。
しかし、加齢やケガ、病気などが原因で脊椎や脊髄に異常が起こると、しびれや痛み、手足の動かしにくさ、歩きにくさ、排尿や排便のトラブルなど、さまざまな症状が出てきます。
こうした症状を引き起こす病気を「脊椎脊髄疾患(せきついせきずいしっかん)」と呼びます。
以下のような病気が代表的です。
症状の一例
これらの症状を放置すると、進行して日常生活に支障をきたすこともあります。
診察では、まずお話を伺い、筋力や感覚、歩き方などをチェックします。
必要に応じてレントゲン・CT・MRIなどの画像検査を行い、正確な診断につなげます。
治療には以下のような方法があります。
症状を和らげ、生活の質を保つことを目指します。
保存療法で改善しない場合や、症状が進行している場合には手術が選択されます。
症状は早く対処するほど回復が望めます。「おかしいな」と感じたら、まずはお気軽にご相談ください。
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