頚部頚動脈狭窄や頭蓋内脳主幹動脈狭窄がさらに進行し、閉塞してしまった状態です。脳梗塞を発症して見つかる場合もありますし、脳梗塞を発症せずに偶然に無症状で見つかる場合もあります。
閉塞してしまうと血流が途絶えてしまいますが、側副血行が発達していると脳梗塞にならずに済むこともあります。側副血行とは、本来の血液供給とは異なる迂回路のことで、その発達の程度には大きな個人差があります。側副血行が乏しければ脳梗塞になってしまいますが、側副血行が豊富であれば脳梗塞にならずに済みます。
頚部頚動脈狭窄症や頭蓋内脳主幹動脈狭窄が進行してしまった状態です。高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙習慣、過度の飲酒習慣などが原因です。
側副血行の程度を確認するためには、脳血管撮影と脳血流シンチグラフィが必要です。
側副血行が不十分で脳の血流が不足している場合には、バイパス手術が必要です。このバイパス手術が有効なケースと有効性が期待できないケースがあり、有効と見込めるケースは実際にはかなり限定されます。不必要なバイパス血管は閉塞してしまうことがあり、本当にバイパス手術が必要になったときにもうバイパスに使用する血管がない、ということにもなりかねませんので、心配だからとりあえず手術をしておけばいい、というものではありません。
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