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転移性脳腫瘍

  • 全身に癌がある状態で脳へ転移した腫瘍です。
  • 転移性脳腫瘍はすでに癌の治療をされている患者さんが、経過の途中に脳に転移を認める場合、もしくは転移性脳腫瘍が先に症状を来して見つかり、未治療の癌がひそんでいる場合があります。
  • 転移性脳腫瘍が認められる状態は進行癌の状態ですので、原発巣にもよりますが、速やかに治療が必要となります。ただし、癌の状態によっては治療が困難で、緩和治療となることもあります。

治療方針

  • 転移性脳腫瘍はあくまで原発巣の治療の一環ですので、原発巣の治療をしている担当の先生、放射線治療の先生と協力しておこないます。例えば、肺がんの転移性脳腫瘍であれば、呼吸器内科、腫瘍内科、放射線治療科と協力して治療を行います。
  • 転移性脳腫瘍の治療としては放射線治療(ガンマナイフ治療、局所照射)が第一となります。これはもともと人の体は薬が頭蓋内に移行しにくい特徴があるため化学療法は効きにくいためです。
  • 放射線治療も大きいものとなると効果が少なくなるため、3cm以上の腫瘍やそれに準ずる大きさで症状が強いものは手術による切除を先に行い、そのあとに放射線治療を行います。

手術

目的

  1. 可能な範囲で摘出を行い放射線治療につなげること
  2. 症状の進行を抑えできるだけ症状を改善させること
  3. 病理診断を行うこと

の3点です。