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東日本大震災に対する当院の対応

東日本大震災 第5班 救護活動報告

【派遣期間】 平成23年 4月4日~4月7日  
【活動場所】 宮城県石巻市内
【班員編成】
 班長 金児 竜太郎(内科)
 看護師長 藤川 孝子(血液浄化センター)
 看護師 平谷 由香(南7病棟)
 看護師 岡井 陽子(南3病棟)
 主事 永田 裕章(薬剤部)
 主事 谷村 忍(臨床検査課)
 こころのケア 長谷川 智規(神経科)
 調整員 小薮 豊(企画課)

【活動内容】

平成23年 4月4日(月)

 6時13分山田赤十字病院を出発。秋田空港経由で秋田・東北自動車道を利用し現地に入る。高速道路状況は多少のうねりはあったものの想像以上に良好であった。20時に石巻赤十字病院に到着。災害対策本部に到着報告し、明日以降のスケジュールを確認する。4月5日石巻赤十字病院病院支援(準夜帯)のため、現場を1時間ほど見学する。

平成23年 4月5日(火)

7時の全体ミーティング後、準夜帯業務まで時間があるため、明日派遣予定先である渡波小学校へ見学に向かう。到着直後、涼風園(介護施設)への派遣依頼を受け現地に入るが、医療ニーズなく再度渡波小学校へ戻る。ここで永田先生は薬剤師不足のため業務支援として残り、他の隊員は、被災状況が見渡せる日和見公園に向かう。TV等で報道されていた映像そのままの状況で、凄まじい津波の破壊力を実感した。
石巻赤十字病院の病院支援を16:30~0:00まで行う。受診者は55名(男23名、女32名)で軽症54名、中等症1名と医療ニーズは落ち着いていた。

平成23年 4月6日(水)

8時の全体ミーティング後、救護所業務として中里小学校へ出向。9時40分より診察開始。13時より金児、藤川、西、永田、長谷川各隊員は構内巡回診療へ。さらに西、長谷川隊員は「こころのケア」ニーズ把握のため、詳細な聞き取り調査へ向かう。15時診察終了。本日の診察人数は20名であった。
専修大学および本部に活動報告後、17時に秋田へ向け出発。
23時30分宿舎に到着。

平成23年 4月7日(木)

8時半秋田県支部に到着し、物資の整理後帰路へ。16時山田赤十字病院へ無事到着。

【まとめ】

 全体的な印象として、医療ニーズは既に落ち着いている様に感じた。しかし、感冒や胃腸炎の流行あるいは「こころのケア」など精神面での医療ニーズは高まることが予想された。
 派遣先病院あるいは救護所の環境面はほぼ復旧され、また空路等交通の手配や宿泊施設を三重県支部、山田赤十字病院災対本部で準備して頂いていたこともあり、活動環境としては大変恵まれていた。ありがとうございました。

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